「あの人はすごいのに私は…」劣等感を感じたら?

劣等感に苦しむ人は多いと思う。

私も劣等感が強い。
人と比べては自分のダメさを痛感し、何もかも嫌になる。
こんな人間がこのまま生きていても何もいいことないんだし…と、未来に何の希望も持てなくなる。


最近、Instagramを始めたことで、劣等感を刺激されることがさらに増えた。
やはり思うのは、「みんな、こうして、SNSで集客頑張っているのに、私は何もできていない」ということ。


「他人は頑張っているのに、自分は頑張っていない」と、自分のことを「努力しないダメ人間」だと思ってしまう。



今朝はさらに、こんなことを思った。
心理カウンセラーの肩書きを持つ知人は、SNS、ブログといった定番の集客ツールだけではなく、少し前から、自分の個性を生かしたメッセージ発信を始めた。


それがとても良くて、同業者として私はこういうアイデアも出せない、なんてダメな人間なんだと、朝からどっぷり暗くなっていたのだ。


知人が発信しているメッセージ、SNS、ブログの内容は、どれもポジティブで、ロジカルな情報で、「あ~、心理カウンセラーっぽいなぁ」と感じるものばかり。


私のように、不満や愚痴や批判めいたことは一切無し。
明るく元気にポジティブで、知人の発信する情報を見る度に辛くなる。



が。
ふと思った。

こんなに明るく元気でポジティブな人って、クライアントの悩みが理解できるのだろうか?って。



私も、SNSはある程度「演出もの」だとは分かっている。
Instagramは「映え」なんて言葉があるくらい、「見た目」重視なんだもの。


Instagram初心者の私だって、キレイな写真を投稿するための写真加工アプリを使っているし。


結局、私のような仕事をしている人たちはみんな、「いいところ」しか見せていないってこと。
それは十分に承知しているつもりでいた。



しかし、分かってるつもりでも… 劣等感は感じてしまう。

だから今朝、自分を辛くするだけの劣等感と向き合ってみたのだ。


明るく元気でポジティブな内容を表現すれば、明るく元気でポジティブな人だと思われるだろう。
そしてお客さんは、こういう人にカウンセリングを受けたいと思うのかもしれない。



でも、明るく元気でポジティブな人は、そもそも悩むことやストレスを抱えることが少ないのだ。
だって、明るく元気でポジティブなのだもの。


すると、そもそも「問題」がないのだから「問題を解決する必要性」もない。
自分の中の問題と問題解決を探すことは必要ないのだ。


と、必然的に、自分と向き合う機会は少なくなる。


これは私の経験上、言えること。



だから、ね。
明るく元気でポジティブな知人になくて、私にあるものは、ストレスや悩みを抱えた時の「問題解決力」なんだ。
そして、これは絶対誰にも負けない!と自分で思っているのは、「共感力」である。



お客さんは、何を買いに来るのか?
心理カウンセラーに何を求めるのか?


明るく元気でポジティブな心理カウンセラーを選べば、悩みを抱えて暗くなっている今の自分が、明るく元気でポジティブな自分に変われると思うか?


確かに、その専門分野のプロになるには、その専門分野の全ての経験や主観はなくていい。
医者の全てが全ての病気を経験してはいないだろう。


その専門分野の知識と技術があればOKなのだ。


しかし、「主観的な経験がある」ということは、とても大きな強みである。
相手の立場になって考えることができる、相手の苦しみに寄り添うことができるって、口で言うほど簡単じゃないので。



そんなことを今朝考えていたら、知人に対して抱いていた劣等感が、いつの間にか消えていた。


そっかぁ。

「人にあって私に無いもの」だけを見るから、劣等感を感じるんだ。


「人に無くて私にあるもの」を見れば、劣等感なんて感じない。



そうよ。
私には、「共感力」と「問題解決力」があるじゃない。


お客さんは、「結果」を求めてお金を払う。
その「結果」が出せるのなら、明るく元気でポジティブな自分でなくてもいいじゃないか。


劣等感を感じることだって、私にとっては必要な経験よ。
そう思えたら、もう落ち込まないよね。