「私、変わったかも」ホームページを手直しして思うこと

先ほど、ホームページの手直し作業が終了した。
まだまだ細かい直しが必要だけれども、とりあえずはこれでOKとしよう。

一休みしようかとコーヒーを淹れて、ふと思った。

以前はこんな風にホームページを直すことが、怖くてたまらなかったっけ…、と。



心理カウンセラーとして活動した当初、まずはブログを書き始め、次にホームページを作った。
ホームページ作りは素人にはなかなかの高ハードルだったが、なんとか仕上げた。


が、しばらくすると、「本名を出していない」ことが問題として浮上。
私はここで、大きな壁にぶち当たる。

「名前を出したくない」
それは、自己開示することのリスクであり、この時が最初の「他者からの批判への恐怖」だった。


それでも覚悟を決めて本名を出したわけだが、次は、「顔写真を出す」ことが壁に。

名前はもしかして同姓同名があるかもしれないが、顔を出したら私だとバレる。
しかし、心理カウンセリングは占いとは違う。
神秘性や正体不明が売りになる占い師とは違い、心理カウンセラーはクライアントに「安心安全」を提供する必要があるからだ。

どこの誰かも分からない人間には、自分の心の闇のことは話せないだろう。



結局ホームページに、本名を出し、顔写真を出すまで、どのくらいの期間が必要だったか?
腹を括るまで、どれだけの時間をかけたのか?
今になっては、もう、思い出せない。


それから次は、「ホームページを更新する、変更することへの恐怖」と戦うことに。

ホントこれも今考えると、「そんなさぁ、一発で決められるわけ、ないじゃん」と思うことだが、当時は真面目にストレスだったわけよ。
なぜって、「内容を変える」=「信頼できない」のだって、思い込んでいたから。


「長く続ける」ことが、商売の信用の基本だと思っていた。
ホームページを見る度に、活動名称が違う、サービスメニューが違う、料金が違う、って、お客さんに信用されないよね、と。



しかしこれも、ホントにどうでもいい思い込みだった。
「デビューの時から応援しています!」なんて熱烈なファンがいるわけじゃなし、マーケティング戦略としては、結果が出なければ積極的に変えろっていうわけで。

「この人、見る度にホームページを変えてて嫌だな」と思う人はクライアントにはならないだけのこと。

売るためなら値引きするのも常識だろうし、「ず~っと同じ」という方がむしろ怪しい気もする。


とは言え、活動名称については、税務署に開業届を出すことも考えて、今後変更しないで済むようにしたのだった。
でもサービス内容はバンバン変えてきた。




今日。
ここ数日間手掛けてきたホームページ手直しが一旦終了してみて、自分のやりたかったこと、自分の根っこにあったものが、やっと表面化した気がしたのだ。

そして、そこまでに辿り着くためには、今までの変更全てが必要な過程だったとも思えた。
全部繋がっていたんだ、と。



私は、「自分自身に使って効果があったものしか出さない」ことにしている。
自分自身がまず試してみてからだ。

そのためには、メンタル不調を抱える自分=クライアントとしての自分が必要なわけで。
これに関しても「心理カウンセラーとしてダメな奴だ」と、ずいぶん自分を責めてきたことだけど、結局、自分がクライアントにならなければ「メンタルケアとして効果があるもの」も分からないから。



常日頃、思うよ。
やっぱ、その立場になってみないと、分かんないよな、って。

私たちが問題解決として欲しいのは、教科書に記載されているようなキレイ事じゃない。
本当に苦しんで、もがいて、ようやく手に入れられた小さな光こそが、同じ苦しみをしている人たちの役に立つんじゃないか?



こう言ってはなんだけど、同業者の中にも、苦労知らずで順風満帆に生きてきた、資格コレクターの奥様セラピストが数名いる。
それに比べて、離婚や貧困を経験しながら生き抜いたシングルマザーもいる。

そのどちらの言葉に重みがあるのか?
それは、カウンセラーやセラピストの資格有る無しではないと思う。


産業カウンセラー養成講座に申し込む前の無料体験会へ参加した時、やはり同じく参加していた年配の男性がいた。
その人は、産業カウンセラー資格を取得することについて、「定年退職して暇だから、カウンセリングでもしようかと思って」と軽く言った。

「そ~なんですね~」と私は真似して軽く返事をしたが、内心「ゼッテー、こんなオッサンに相談しねぇ」と思ったわ。
だって、その男性、終始イスにふんぞり返っていて、傾聴体験のカウンセラー役の時も、ふんぞり返ったままだったから。
そんな姿勢で、悩んでいる人の話が聴ける!?バカじゃないの!?って、呆れた。


とまぁ、話が脱線気味だが。

ま、言いたいことは、ホームページを手直ししたことで、自分が歩いてきた道を振り返る機会になったということだ。



自分の成長や変化は、案外自分では気づかないことが多い。
でも、10年以上経過しているものは、気づけるだろう。

その時間の中で、何がどう変わったか?
そして、変わらないものは何か?

そうやって自分と向き合って確認することも、悪くないと思った。

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