戦争体験者のツイートと、亡き父親から聞いた甲府空襲の話

今朝、戦争体験者だという高齢女性のツイートを読み、涙が止まらなかった。
こんなことを今の若い人たちに話したところで理解してもらえないかもしれないが、数年前に他界した父親の思い出もあり、ブログに残しておきたくなったのだ。



その女性の戦争体験のツイートは、リアルだった。
文章力があることも理由だろうが、その光景が目に浮かび、悲しみでいっぱいになった。


我が家の父親も、生きていれば今年で82歳か83歳か。
昭和14年生まれの、戦争体験者である。

山梨県甲府市に住んでいた時、甲府空襲に遭い、布団をかぶって荒川の土手を逃げ回ったと話していた。
荒川には多数の遺体が浮かんでいたという…

そのころ、韮崎市に住んでいた我が家の母親は、甲府空襲で炎の赤い明るさを放つ甲府盆地の光景を、自宅近くから見ていたと言っていた。


父親は7人兄弟だったが、戦争で2人亡くなったと。
父親のすぐ下の2人だったというから、まだまだ幼い子供だったはず。
戦争体験者が失ったものは、こういうものなのだ…


まだ父親が生きていたころ、この甲府空襲の話を聞くたびに、私は父親に「お父さん、本が書けるよ。それか、語り部として活動してもいいね」なんて言って笑ったこともあったが。

実際、夜中にB-29の落とす爆弾から逃げ惑う人たちが、どれだけ恐怖だっただろうか。
今の私などには想像もできないことである…



お盆を迎えても、天気の悪さを理由に墓掃除にも行かず、仏壇に線香の1本もあげない親不孝な私だが。
父親に申し訳なく思い、さっき線香と茶と茶菓子を仏壇にあげてきた。


人間はなぜ、殺し合うのか?
なぜ、核兵器などを作るのか?

そんな知力と労力があるなら、お互いが幸せになるために使えばいいのに。
もったいない、残念なことだと改めて思う。

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