浩子姉ちゃんの甥っ子育て「怒るママの気持ち 編」

私は甥っ子姪っ子から「浩子姉ちゃん」と呼ばれている。
これは2人に「私は未婚だから、おばちゃんて呼ばないでほしい」と頼んだため。


高2の甥っ子は生まれた時からホントに可愛くて(可愛い容姿というわけではない・笑)、ついつい甘やかしてしまう。


今回の事件も、私が彼を甘やかしたくて行動を共にしたことがきっかけとなった。

彼の行動を咎めるママ(私の妹)と、言い訳に必死になる甥っ子の間で、激しい親子喧嘩勃発。
さらにそこに私も参戦して大騒ぎ。



で、自分が発端となったことに責任を感じた私は、考えて、甥っ子に話をすることにした。
いつもクライアントさんに話すことを話してみたのだ。


私「心理学の話なんだけどね。『怒り』って『二次感情』って言って、『感情のフタ』と言われるものよ」
私はバケツの絵を描いて、フタの部分に「怒り」と書いた。

私「でね、じゃあ、この(バケツの)中には何が入っているかというと、『一次感情』の『悲しみ』が入っているわけよ。だからね、あの時のママは怒っていたけど、ホントは悲しんでいたってことなんだ」


私「アンタさぁ、アンタが悲しいって思う時って、どんな時なの?」
甥っ子「うーん。僕は友達に陰口言われていたり、すれ違いざまにバカとか言われた時かな」

私「でしょ?それ、傷つくよね。悲しいよね?その悲しいのを、ママも感じてたんだよ?ママ怒ってたけど、ホントはすごく悲しんでたんだよ」
甥っ子「うーーーん……」

私「ママ、すごい悲しんでたじゃん?じゃあ、その悲しんでるママに対して、アンタはどう思うの?」
甥っ子「うーーん。なんか悪かったって思う、申し訳なかったなって」

私「でしょ?申し訳なかったでしょ?だったらさ、言い訳するのやめなよ。言い訳する前に言う事あるでしょ?」
甥っ子「うーーーん。ごめんなさい、だよね」


甥っ子に話したのは、「怒りの感情の下には悲しみの感情がある」ということ。
つまり、「怒り」のベースは「悲しみ」だということだ。

「怒り」は「二次感情」であり「悲しみ」は「一次感情」よ。



なので、これはママ達にもお願いしたいこと。
我が子を叱る時には、「怒り」ではなく「悲しみ」の方を伝えてほしい。


「怒り」は、破壊力満載の烈しさを伴う。
それに連鎖するから、相手も怒り出すことがあるし。
親の「怒り」によって子供が委縮してしまって自分の気持ちを言えなくなったりするので、要注意なのよ。


私もこの親子喧嘩に参戦した時は、妹を怒鳴ったり甥っ子を怒鳴ったりと、自分の怒りを放出するだけで終わった。
けど帰宅して頭が冷え、妹に対して「親子喧嘩を見るのは悲しい」とLINEした。



「怒り」や「悲しみ」といったネガティブ系感情は、良しとされない傾向だ。
しかし、感情というものは生きるために必要なものであり、私たちが「気づいて成長する」ための大切なもの。
なので、「怒り」や「悲しみ」を感じた時は、そう感じる自分と向き合うことをオススメする。