<うつ病にならないために②>メンタルケア心理士からのアドバイス

うつ病にならないためにしてほしいのは、「しっかり休むこと」だと直前の投稿で書いた。

が。
この「休む」に対して、さらにしつこく言いたいことがある。



心と体は繋がっている。
なので、体を休ませることが必要だ。


でも、「頭」も休ませないとダメ。
「脳みそ」も体の一部だということをお忘れなく。




例えばサラリーマンで、ある時から責任のある仕事を任され、日々一生懸命に働いているとする。
しかし、残業は上限が決められているので、帰宅しないとならない。
昔と違って、今は仕事を家に持って帰ることはできない。


家に帰っても、仕事のことばかり考えている。
会社に居られないから仕方なく家に帰っているようなもので、心は常に会社にある…


こんな状態のサラリーマンは少なくないでしょ。


会社から「有給取りなさい」と言われるから有給取るし、「残業はダメ」と言われるから帰宅するけど。

というケース。




また、「頭が休めていないケース」は、サラリーマンばかりではない。
主婦にもある。


「生活費が足りない」
どうしよう?と、毎日考えている。

「お金が無い」ことでの「不安」や「恐怖」が常に頭にあり、気持ちが休まらない。


子供が受験失敗したらどうしよう?
旦那が病気になったらどうしよう?


どうしよう?どうしよう?どうしたらいいんだろう?と、考えてばかり。
考えてもどうしようもないとは分かっているけど、「困っている状態」は改善しない。




こんな感じで「頭(思考)が働き続けている」状態は、「脳みそを酷使している」ことと同じなのだ。
すると、頭は働き過ぎて疲れているはずなのに、「眠れない」に襲われる。


「眠る時間」を、「困った困った。どうしよう?」と「考える時間」に置き換えられてしまったわけだもの、眠れないよね。



会社に嫌いな上司がいて、明日も顔を合わせるのかと思ったら「困った。どうしよう?」って、眠れない。
苦手な仕事を任されてしまって、失敗したらって考えると「困る。どうしよう?」って、眠れない。



この「困る。どうしよう?」は、くせ者よ。
「どうしよう?」と考えて、脳みそがフル回転。


ネガティブな気持ち、マイナス思考はキリがなく、「頭が休めていない状態」を永遠に続けてしまう…



これが、「うつ病」になる原因のひとつ。
だって、頭がリラックスできてないでしょ。
セロトニンが不足しているのだ。


頭は常に「考える」ことを強要される「イケイケ頑張れモード」。
ドーパミンとアドレナリンがバンバン出て、興奮状態。



なので、「うつ病」になりたくないなら、必要以上にネガティブなことを考えるのをやめる。

「考えない時間」を作ってほしい。




私がよくやるのは、DVDを借りてきて観ること。
視覚聴覚をフル活動させて、思考を強制的にシャットダウンさせる。


これは、読書ではダメなのだ。
目の前の画像がガンガン動いて「考える暇を与えない」にならないと。



あとは、誰かと喋る。
思考を相手との会話に使うことで、抱えている悩みに使うことから切り替えられる。


遊園地でジェットコースターに乗っている間は仕事のことを考える余裕はないだろうから、体験型アトラクションもオススメだな。




「うつ病」になりたくないなら、「思考」を休ませる。
「考えない時間」を上手に作れる人になってほしい。